超古代文明はいくつあるのか?
アトランティスから月の帝国まで
はじめに―
本当に人類は一度しか栄えていないのか?
誰しも子どものころ、一度は「地球には自分たちの知らない、すごい文明が昔あったんじゃないか?」と空想したことがあるはず。
現代でもオカルト雑誌やテレビ特集で度々話題になる「超古代文明」ですが、果たしていくつ存在するのでしょうか?
今回は、有名なものからマニアックな仮説まで、地球規模どころか宇宙スケールで超古代文明を探る“ロマンの大博覧会”をお送りします!
アトランティス文明―超古代文明の王道
まずは超古代文明といえばこの名前、「アトランティス」。古代ギリシャの哲学者プラトンが約2400年前に記述したことで有名です。
伝説によれば、高度な科学と道徳心をもった島国が、突如大洪水で一夜にして海の底に沈んだとされます。
世界各地で“それっぽい場所”が発見されていますが、確定的な証拠は今もなし。ただし、“人類は一度栄えたが自滅した”というストーリーの面白さと教訓は、今なお色褪せません。
ムー大陸――太平洋のロマン
「ムー大陸」は、19世紀末にイギリスの作家チャーチワードが唱えた、太平洋にあったとされる幻の大陸国家。
アトランティスより巨大でピラミッドや高度な科学技術を持ち、やはり突然滅亡したという伝説です。
イースター島のモアイ、ナスカの地上絵、日本の古代遺跡などにもムー文明の痕跡があると言われています。
レムリア―インド洋の幻
「レムリア」は19世紀に動物学者スクリャトールが仮定した大陸。
インド洋に存在したとされ、“霊的な超文明”を持った国だったというオカルト的な説も人気。
精神世界の祖というイメージが強く、ムーと並んで沈んだ大陸仲間として知られています。
地底帝国シャンバラ&アガルタ―地球の内側にも文明が!?
チベットの奥地やヒマラヤの地下、南極の下などに「シャンバラ」や「アガルタ」という超文明が存在するという説も。
地上より発達したテクノロジーや、長寿の人々が平和に暮らしているという話で、ピラミッドや古墳が地底帝国の入口という妄想もあります。
宇宙人文明・火星文明―地球は“移住先”だった?
「人類のルーツは地球外にある」宇宙人系文明論も超古代文明界の定番。
火星や金星にかつて栄えた文明があった、地球に移住してきた、などの仮説がささやかれています。
火星の人面岩やピラミッド型の地形、月面の不思議な構造物もその痕跡と主張されます。
月の文明論―月は宇宙船だった!?
「月は地球外生命体が作った巨大宇宙船」や「内部に秘密基地がある」という説も。
アポロ計画や月面基地、地球が監視されているなど、陰謀論も混ざりつつロマン満載です。
その他にも!超古代文明のデパート
- ヒュペルボレア(北極圏の神秘都市)
- トゥーレ(ナチスも夢見た北方超文明)
- アスガルド(北欧神話の神々の都)
- 失われたソドムとゴモラ(聖書の幻の都市)
- バビロン、イースター島、古代エジプト…
あなたの感性の方向性は、どっち向き?
もしこんな感性を持っていたら、あなたは“あの文明の末裔”かも!?
- 科学好き&合理主義派…アトランティス文明の末裔かも。高度なテクノロジーを愛する理詰めタイプ。
- 自然派&芸術肌…ムー文明の末裔。音楽やアートを楽しむロマン派。
- スピリチュアル好き&不思議体験体質…レムリア系。精神世界が大好きなあなたは浮世離れタイプ?
- 冒険・探検大好き&地下が気になる…地底帝国の血が騒ぐ!ダンジョンや洞窟好きは地底民族の資質。
- 星や宇宙への憧れ強し…火星や月の文明の子孫かも。「自分は宇宙人かも」と思ったことがあれば有力。
- 極地・氷・北欧神話好き…ヒュペルボレアやアスガルドの魂。北の神秘や伝説に惹かれる人。
あなたの感性はどちら向きでしたか?
一つだけでなく複数ミックスの人も多いはず。
「自分はどこの末裔だろう?」と考えてみると、日常の選択にも冒険心が芽生えるかもしれません。
おわりに―
ロマンと妄想が人類を進化させる
「超古代文明はいくつあるのか?」
正直、数えきれません!なぜなら、人間の数だけ「超古代文明」は存在するからです。
科学的証拠はなくても「地球にはまだ知られていない歴史があるかも」「私たちは宇宙のどこかからやってきたのかも」というロマンと妄想は、人類の想像力と好奇心を刺激し続けています。
もし未来の科学で“本当に”証明される日が来たら、世界はどうなってしまうのでしょう?
そのときは地底帝国に留学して宇宙人とピラミッド建設ツアーでもしてみたいものですね!
「スキスピ!」編集部